お知らせ
2026.06.23
【つみきばこ】本に願いを🎋 (~7月中旬)
今年も、七夕が近づいてきました。七夕は、毎年7月7日(地域によっては8月7日)に行われる伝統行事です。
七夕は、中国最古の詩集「詩経」などにルーツを持ちます。働き者だった「織姫」と「彦星」が、結婚を機に仕事を怠けるようになり、怒った天帝によって天の川の両岸に引き離され、年に一度だけ7月7日の夜に会うことを許されたというお話です。
中国では、はた織りや裁縫、書道や芸事を星に願う「乞巧奠(きっこうでん)」という行事が行なわれていました。これが奈良時代に遣唐使によって日本に伝えられました。そして日本には古くから、秋の豊作を祈り神様のために特別な着物を織って供える「棚機(たなばた)」という神事がありました。この乞巧奠と棚機の日付が同じ7月7日であったため、次第に結びついて「七夕(たなばた)」と呼ばれるようになりました。宮中や貴族の間で行われていた行事が、江戸時代になると「五節句」の一つとして定められました。寺子屋の普及によって手習いごとが盛んになると、子どもたちの学問や習い事の上達を願う行事へと変化していきました。現在見られるような、色鮮やかな短冊に願い事を書いて笹に飾るスタイルは、この時代に完成したとされています。
特設コーナーでは、七夕伝説についてかかれた絵本はもちろん、星や願い事にまつわる小説、そして星や神話の本などを集めてみました。今宵は、星に願いを、そして本に願いを馳せてみませんか?

