お知らせ

小説「人間の証明」ノンフィクション作品「悪魔の飽食」などで知られる作家の森村誠一さんが７月24日、90歳で亡くなりました。1969年にホテル勤めの経験を生かしたミステリー作品、「高層の死角」が江戸川乱歩賞を受賞して人気作家となり、敗戦後の混乱に端を発した殺人事件を通じて人間の本性を描いた作品「人間の証明」や、自衛隊を題材にした意欲作、「野性の証明」は、映画にもなって大ヒットしました。映画化・ドラマ化された作品も多く、社会派ミステリーで高く評価され、歴史・時代小説なども執筆されました。

個人的に、２時間サスペンスドラマが好きでよく見ていましたが、「これ、面白かったー」って思ってエンドロールを見ていると、「原作　森村誠一」の名が…。さすが、森村先生。先生の作品は、テーマが深いなーと思ったものでした。

図書館では、氏の著作を集めて展示しています。代表作以外の本もありますので、ぜひ手にとってみてください。