お知らせ
2025.12.11
【特集展示】ノーベル賞~平和・科学・文学の輝き(~1月下旬)
12月10日は「ノーベル賞授賞式」でした。日付は、ノーベル賞創設者アルフレッド・ノーベルの命日が12月10日であることに由来しています。10年ぶりに日本人研究者の「ダブル受賞」となった今年、生理学・医学賞と化学賞に二人の日本人が選ばれ、授賞式に出席されました。
ノーベル賞は、1901年にノーベルの遺言に基づいて設立されました。ダイナマイトの開発・商品化により莫大な富を得たノーベルが、自身の発明したダイナマイトが戦争で殺人兵器として使われるようになったことへの罪の意識を払拭するため、社会への重要な貢献を讃える賞の創設を指示しました。「ノーベル賞授賞式」は、科学や技術の発展に目を向ける日であると同時に、平和や人類の未来、文学について考えるきっかけでもあるでしょう。
私はやはり文学賞に関心がありますが、子どもの頃にキュリー夫人の伝記を読んでから科学者の方にもあこがれと興味を持つようになりました。キュリー夫人は子育てをしながら二度のノーベル賞を受賞し、「リケジョ」の先駆けでもあるわけですよね。
文学賞については、しばらくアジア人の受賞者は出ない可能性が高いと言われています。しかし近年、日本人作家の作品が翻訳されて海外の文学賞に続々ノミネートされて話題になっていますので、私は日本人受賞者が出るのもそう遠くないとの希望的観測を持っています。それまでは、歴代文学賞受賞者の作品を読みながら気長に待つこととしましょう。長編大作の作品もありますので、年末年始のお休みに挑戦してみるのもアリかもしれませんね。

